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クロジェクトX 泣き虫ケニャイチロー先生とケニヤン生徒たち: 6月 2009
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2008年、ケニアに飛び出したある倉敷の教師がいた。 これは、泣き虫先生と呼ばれるケニャイチロー先生とケニアの生徒たちの心の交流の物語である。 12288;大事な親友が作ってくれた同期へのたくさんの想いが詰まった歌。これは６年前、親友が岡山県倉敷市で新採用となった小学校と中学校の教員５０人のために作ってくれた歌である。地元の岡山県や倉敷市でがんばっている教員の同期、今も日本から応援してくれている小学校・中学校・高校の同期、新潟をはじめいろんな県でがんばっている大学時代の同期、そして世界中で今もひたむきにがんばっている協力隊の同期。同期への感謝の気持ちを込めて。 12288;「これからも連絡とって、みんな仲良く・・・。」なんて言えないよ. 12288;それぞれの道進んでいく。遠ざかっていくよ。 12288;たったの１年で僕は、君のことどれだけ分かっただろう。 12288;一人一人ちがうのに、まとめて伝えるなんて無理だろう。 12288;それでも僕は、全員にあえて歌うよ。 12288;忘れないよ。「君は同期。」それだけは絶対に忘れないから。 12288;まずはじめに思ったのは、一昨年の２月にあ...
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クロジェクトX 泣き虫ケニャイチロー先生とケニヤン生徒たち: 7月 2009
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2008年、ケニアに飛び出したある倉敷の教師がいた。 これは、泣き虫先生と呼ばれるケニャイチロー先生とケニアの生徒たちの心の交流の物語である。 12288; 「お客さんの前では叱るな」. 12288;この日、ゲタスル更生院には日本からのお客さんが来た。ちょうどそのとき、子どもたちが木に登ってアボガドをとっていた。大事な食料となるアボガドを一生懸命木の上から落とす子どもと拾って袋に入れる子の一方で、ばれないようにアボガドをポケットに入れようとした子がいた。 12288;いつもならアボガドを子どもたちにとらせるときは、職員が一人その様子を見ているものだが、この日は誰一人として職員はおらず、木の下は無法地帯となっていた。アボガドを盗もうとする子、落ちてるそばからアボガドを食べている子。そこで私の雷が落ちる。 12288;“ Unafanya aje? Kwa nini wako wengi sana? 12300;何しとんじゃ？なんでこんなに人がたくさんおるんな？」. 12288;「ケン、お客さんの前で叱らないようにしてね。」. 12288;お金はケニアで落とす。むしろお金は地元で落とす...
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クロジェクトX 泣き虫ケニャイチロー先生とケニヤン生徒たち: ３月８日 紙芝居「MOMOTARO」
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2008年、ケニアに飛び出したある倉敷の教師がいた。 これは、泣き虫先生と呼ばれるケニャイチロー先生とケニアの生徒たちの心の交流の物語である。 ３月８日 紙芝居「MOMOTARO」. 12288;いよいよゲタスル更生院で過ごす最後の１週間が始まった。とくになんの心境の変化もなく、この次の日曜日に帰国するという実感もなく、また新たな１週間が始まったなあという感覚だ。 12288;今週はテストが終了したこともあり授業がない。そのため教室に入って、自由に活動することができる。そこで今回は 紙芝居「MOMOTARO」. 12288;この紙芝居「MOMOTARO」は先月末、地元倉敷市の国際交流協会が企画して作成されたもので、３歳から６０歳までの倉敷市民３０名がその一枚一枚の絵に色を塗ってくれたものである。後ろには英語とスワヒリ語の両方の文章があり、ゲタスル更生院の子どもたちでも楽しく理解できるものとなっていた。 12288;と初めに英語で私が紙芝居を披露。初めて見る紙芝居に子どもたちの視線は釘づけになる。 くろちゃん、おひさです！こないだナイロビに出張したんやけど、空き時...倉敷市, 岡山県, Japan.
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クロジェクトX 泣き虫ケニャイチロー先生とケニヤン生徒たち: 10月 2009
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2008年、ケニアに飛び出したある倉敷の教師がいた。 これは、泣き虫先生と呼ばれるケニャイチロー先生とケニアの生徒たちの心の交流の物語である。 １０月２０日 「あきらめたら、そこで試合終了だよ」. 12288;ケニアのことだから、はじめからある程度は予想していたが・・・。と思うこの頃。やっぱり、授業を頼んでおいたボランティアの先生はほとんど授業に来なくなった。スワヒリ語と英語の授業を頼んでおいたのだが、最近は遅刻をしたり、朝から出勤していても他の仕事があるということで授業に入らない。 12288;最近はおだて作戦がきかなくなってきた。そして子どもたちにまた迷惑がかかるようになってきた。誰もしない授業、子どもたちは教室に入っておしゃべりが続く。見るに耐えられない状況になってきた。毎日のようにぐちゃぐちゃになる教室、先生がだれも来ない授業・・・。結局こうなることは誰しもがわかっていたことだよな・・・？ 12300;継続ある活動、ボランティアがいなくなっても現地の人で続けることができる活動、そんな活動がここゲタスル更生院でできるかあ！？」. 12288;と言って笑った同僚もいた。悔しさを通り越し...
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クロジェクトX 泣き虫ケニャイチロー先生とケニヤン生徒たち: 9月 2009
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2008年、ケニアに飛び出したある倉敷の教師がいた。 これは、泣き虫先生と呼ばれるケニャイチロー先生とケニアの生徒たちの心の交流の物語である。 12288;ここゲタスル更生院にはたくさんの来客が来る。日本人をはじめ欧米人またケニア人まで。ナイロビ郊外ということでタウンから容易に来ることができること、ストリートボーイや孤児などが生活しているということから見学希望が多い。 12288;ケニアはアフリカの国の中でもかなり発展していると感じる。観光業もサファリなどの国立公園をはじめ、コースト（海岸）沿いのリゾート地などが存在し、海も山も動物も見ることができる。町もかなり発展しており、ナイロビやモンバサでは手に入らないものがないくらい。もちろん日本食レストランもあり、私たちは何の苦労もない。 12288;そんなケニアのさまざまな面を日本の人に知ってもらいたいし、日本に帰ってからそのことを日本の人に伝えたい。そんなケニアのさまざまな背景のもと、ここゲタスル更生院にやってきている子どもたち。その子たちを見て、ただかわいそうと思ってほしくない...12288;と言われ無料に。何回も来るとz...
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クロジェクトX 泣き虫ケニャイチロー先生とケニヤン生徒たち: 11月 2009
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2008年、ケニアに飛び出したある倉敷の教師がいた。 これは、泣き虫先生と呼ばれるケニャイチロー先生とケニアの生徒たちの心の交流の物語である。 12288;ただいまです。任国外旅行タンザニアから帰ってきました。今回もたくさんの経験や思い出ができた旅になりました。今日から１１月１７日から始まった８泊９日のタンザニア旅行を報告したいと思います。 まず私が挑戦したのはキリマンジャロ登山。アフリカ最高峰であり、だれもがその名前を聞いたことがあるでしょう。標高5895メートル、富士山より2000メートル以上も高い山である。 12288;その後、喫茶店に入り、本場のキリマンジャロコーヒーを飲み、キリマンジャロビールで久々の同期との再会に乾杯。登山前日にもかかわらず、飲みまくりました。ホテルでは暑さと蚊の声であまり眠れず、そのまま朝を迎えることに。 12288;この日の昼ごはんは油たっぷりのハンバーガーとフライドチキン、そしてマフィンケーキなど・・・。まったく登山のことを考えていないメニューに仲間４人とぶつぶつ文句を言いながら食べた。...12288;１９日・三日目、朝早くか...12288;その一つの...
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クロジェクトX 泣き虫ケニャイチロー先生とケニヤン生徒たち: 1月 2010
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2008年、ケニアに飛び出したある倉敷の教師がいた。 これは、泣き虫先生と呼ばれるケニャイチロー先生とケニアの生徒たちの心の交流の物語である。 12288;どの国にもそれぞれの文化、ライフスタイル、考えというものがある。「郷に入れば郷に従え」という言葉があるが、それぞれ独自のものを持っている中で、私日本人の文化・ライフスタイル・考えを押し付けることはおこがましいことである。 12288;○時間を守れない。 12288;○約束を守れない。 12288;○一つのことをするのに時間がかかる。 12288;などなど。決して悪気はないのだが、ケニア人のこのような仕事に対する姿勢に抵抗を感じる時がある。自分が日本で仕事をしているときに比べて、イライラする場面がたくさんある。子どもへの接し方はもちろん、仕事に対する姿勢まで理解できない場面が多い。 12288; ケニア人のペースを大切にしよう。 12288;決して治安がいいとは言えない我が任地カベテ。朝も昼もおだやかなのに、夜になると本当に嫌な雰囲気になる。 12288;おっぱいが大きく、メスであるこの助っ犬。この子に「アユコ...12288;ごはんを食べるとなでなで...
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クロジェクトX 泣き虫ケニャイチロー先生とケニヤン生徒たち: 3月 2009
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2008年、ケニアに飛び出したある倉敷の教師がいた。 これは、泣き虫先生と呼ばれるケニャイチロー先生とケニアの生徒たちの心の交流の物語である。 12288;またまたやってきました。日本の小学校からの贈り物が。今回は玉野市立鉾立小学校６年生のみなさんからの贈り物である。一人ひとりが丁寧に書いてくれた絵である。日本の四季をはじめ、正月などの日本の文化、また日本の食事や自分たちの学んでいる教室の絵までさまざまだった。それを２つある教室の一つ、日本文化紹介教室に貼った。 12288;そのみんなの作品の上に、【Present from HOKOTATE Primary School】と書いた紙を貼り、より一層更生院の子どもたちの興味をひかせた。そこには鉾立小学校のみんなの集合写真もあり、更生院の子どもたちは興味しんしんで見つめていた。 12288;“ Tutaandika barua kwa watoto wajapani tena.”. 8221; 「うん！」. 12288;笑いがとまらなかった。その日ずっと笑っていた。自分の家族は最高だなあと思った。 12288;今回入っていたのはすべて食品。他...
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クロジェクトX 泣き虫ケニャイチロー先生とケニヤン生徒たち: 8月 2009
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2008年、ケニアに飛び出したある倉敷の教師がいた。 これは、泣き虫先生と呼ばれるケニャイチロー先生とケニアの生徒たちの心の交流の物語である。 12288;自分はどういう人間ですか？と聞かれたら、俺はこう言うかな。 12288;「昭和のオヤジ」. 12288;正直まったく柔軟性はない。不器用で曲ったことが大嫌い。正直、自分は協力隊に向いていない。結婚観もまさに昭和人間。妻にプロポーズをする前、変な確認をした。 12288;「子どもが生まれて大きくなったときに 「行ってらっしゃい」. と 「おかえり」. 12288;つまり妻に家にいてほしいということをさりげなく（全然さりげなくじゃないが・・・）、ほのめかす。基本妻には家にいてもらい、子どもとの時間を大切にしてほしい。こんな固い男、今の世の中いるんだろうかと思うが、そう思っている。 12288;「籍入れるか？」. 12288;と何気なく言ったのがプロポーズだ。今でも妻には申し訳ないなあと思っている。日本に帰ったら、妻の大好きなオレンジ色のガーベラでもプレゼントしようかな。 ８月２０日 Animal Orphanage(動物孤児院）. 12288;ちょうど訪...
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クロジェクトX 泣き虫ケニャイチロー先生とケニヤン生徒たち: 2月 2010
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2008年、ケニアに飛び出したある倉敷の教師がいた。 これは、泣き虫先生と呼ばれるケニャイチロー先生とケニアの生徒たちの心の交流の物語である。 12288;ケニア第二の都市モンバサ。海岸沿いに位置するこの町にはイスラム教が色濃く残り、同じケニアとは思えないような風景が広がる。建物もイスラム様式のものが多く、ケニア人女性でブイブイ（黒の服で、目以外の肌を隠す服）を着ている人も多い。 12288;前日ボイからモンバサに来た私はこの日、まず訪れたのは先輩隊員なおさん（コンピュータ技術）が活動するM.T.T.I(Mombasa Technology Training Institute)だ。かなり大きな学校で、コンピ. ュータの数も数百台とケニアの技術専門学校の中では群を抜いている。授業のない生徒は廊下に机を出し自習。日本の大学でもあまり見ることができない、そんな熱心な光景がここでは見ることができる。 12288;“ Ken-san! 8221; 「ケンさん！」. 12288;また会おうな、リコニボーイズ。 12290;初めてのヒッチハイクでトラックの運ちゃんに乗せてもらってボイに着く。東ツァボ国...
